誰でもインプラント治療を行えますか?
インプラント治療は、歯を失った方のほとんどにご利用いただける治療です。年齢制限などはありません。
ただし骨に人工歯根(インプラント)を埋入するために、十分な骨の量が必要となります。
骨量不足の場合には、骨の移植などによって骨を増やしてからインプラントによる治療が不適なケースがあります。
治療が可能かどうかは、事前のカウンセリングと精密検査で診断できます。
インプラント手術では、腫れや痛みがありますか?
インプラント手術をする際には局所麻酔をするので、手術中痛みを感じることはありません。手術後に麻酔が切れると痛みが出ますが、鎮痛剤を処方します。腫れや痛みは、数日間続きます。
手術後の腫れは、体が傷を再生するためなので心配はありませんが、1週間以上もずっと痛む場合には、細菌感染の可能性もあるのですぐにご連絡ください。
インプラントの治療期間はどのくらいかかりますか?
患者様の口腔状態や手術方法にもよりますが、多くの場合で埋入手術からおよそ3か月から半年経ったら、上部構造(人工歯)を作製する段階に進みます。
虫歯、歯周病、噛み合わせなど、インプラント手術の前に治療しなくてはならない病気があれば、その治療と回復にかかる期間も含め2年近くかかるケースもあります。
インプラント埋入手術は抜歯後すぐに行えますか?
今までのインプラント手術は、抜歯したところの骨ができてから行っていたため、数か月待つ必要がありました。
現在は、抜歯と同時にインプラントを埋入する「抜歯即時埋入法」もできる場合もあります。患者様の状態によって可能かどうか診断しますので、ご希望の場合にはご相談ください。