渋谷駅から徒歩5分、渋谷青山通り歯科・矯正歯科です。
ここ何年かで矯正治療の主流になってきている、マウスピース矯正についてお話します。
目次
そもそもマウスピース矯正とは?
透明なマウスピースを歯に装着し、治療計画に合わせて1~2週間に1回のペースでマウスピースを交換し、歯を動かしていく方法です。
当院で扱っているマウスピース矯正は、世界各地で主流になってきているインビザラインです。
インビザラインとは、歯科先進国アメリカのアライン・テクノロジー社が開発した、マウスピース型のカスタムメイト矯正装置のことであり
1999年の販売開始以来、世界で800万人以上の患者様に使用されている(2020年1月時点)、確かな信頼と実績のある矯正装置です。
マウスピース矯正のメリット
①目立ちにくい
ワイヤー矯正とは違い、透明なマウスピースなので目立ちにくく装着しているのがほとんど分からず見た目によるストレスがほとんどありません。
患者様がお友達や会社の人に矯正しているの全く気づかなかったと言われたんです。というお話しをよく耳にします。
そのくらい目立つことなく矯正をすることができます。
②取り外しができて衛生的
ワイヤー矯正ではワイヤーやブラケットの間に食べ物がはさまり、すごく磨きにくい等といった不満が多々あり
むし歯になるリスクが増え、せっかく歯をきれいに並べて矯正したのに矯正治療終了後からむし歯治療をスタートになる方も多かったです。
しかしマウスピース矯正だと、お食事・歯磨きの際はマウスピースを取り外していただくのでいつも通りの歯磨きをしていただくことができます。
③金属アレルギーの方も安心
体に優しい医療用のプラスティックを使用しているので、金属アレルギーで矯正治療を今まで諦めていた方でも安心して
矯正を始められることができます。
④違和感や痛みが少ない
ワイヤー矯正の場合は、月に一回の通院でワイヤーを交換して強い力をかけていくため、痛みを感じる方が多く食事するだけで痛みがあり
痛みが落ち着くまでのお食事もやわらかい物にしていただいてました。
マウスピース矯正だと1~2週間に1回のペースでマウスピースを交換していくので、徐々に歯を動かすので痛みが少ないと感じる方が多いです。
⑤通院回数が少ない
マウスピースをご自宅で交換していただくので、2~3ヶ月に一度の来院でチェックしていくので、お仕事や学校がお忙しい方でも矯正治療をスタートすることができます。
⑥治療計画が明確
患者様のお口の中をスキャンで撮影し、矯正治療開始前に3Dシュミレーションで治療の進み方を確認できるので
だいたいどのくらいの期間で矯正治療が終わるなどの予想がつきやすい
マウスピース矯正のデメリット
①1日22時間以上装着
マウスピース矯正はワイヤー矯正と違って、ご自身で取り外しができます。マウスピースを外している時間が長ければ長い分その間は歯は動かず
思い通りの結果にならず、順調に矯正が進まないこともあります。
なのでお食事をするとき、歯を磨くときだけ外していただき22時間以上マウスピースを装着していただきます。
②気軽に飲食ができない
マウスピースを装着したまま食事をするとマウスピースが割れたり、壊れることが多いです。
飲み物も着色のあるコーヒー・ワイン・烏龍茶・紅茶などはマウスピースに着色がついてしまうこともあります。
③マウスピースの管理
よく多いケースがお食事や歯磨きの際外した時にそのままティッシュなどに包んで置いてたら、家族やお店の方に間違えて捨てられてしまった
マウスピースを紛失してしまうと紛失したマウスピース分の歯の動きが遅れてしまい、次のマウスピースも合わなくなってしまいます。
必ず外している時はケースに保管していただきます。
④できない症例もある
インビザラインは世界各国でたくさんの方にシェアされているのですが、骨格や歯並びによってできない症例もあります。
以上が一般的なインビザラインのメリット、デメリットになります。
まとめ
患者さん個々の生活習慣によってもこれらのメリット、デメリットは変わりますので担当医師とよく相談して自分に合う合わないなど判断してください。
インビザラインを含む矯正治療は治療期間の長い治療ですから途中で中断や止めると矯正治療をする前より状態が悪くなることがります。
期間の長い治療だからこそしっかり自分の覚悟をもってください。
しっかり考えて、わからないこと疑問に思うことは担当医師に質問して疑問点を無くしてから矯正治療をおこなうようにしましょう。